ユカリーヌ

瞳をとじてのユカリーヌのレビュー・感想・評価

瞳をとじて(2023年製作の映画)
3.8
スペイン映画「ミツバチのささやき」から31年ぶり、長編映画2作目となる
ビクトル・エリセ監督83才の
作品ということで、
バックボーンばかりが、
話題になっていた映画。

それは監督自身を重ね合わせた
物語だった。

映画の中に登場する映画
「悲しみのまなざし」は
悲しい王様の話。

それも監督を投影しているし、
その映画を撮るも途中で、
俳優が失踪し、それから映画が
撮れなくなった役の
監督もビクトル・エリセ監督自身そのもの。

静かに静かに物語は進む。
起伏はないのに、深く、切ない。

パンフは、完売で、入荷待ち。
ユカリーヌ

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