unko

湖の女たちのunkoのネタバレレビュー・内容・結末

湖の女たち(2023年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

湖畔近くの介護施設で100歳の老人の酸素吸入器(もしくは人工呼吸器)が意図的に解除された疑惑が浮上する。濱中圭介(福士蒼汰)と上司の伊佐美佑(浅野忠信)は強引に調査を進めていく。取り調べをしていく中、妙な供述をした豊田佳代(松本まりか)に濱中圭介は執着していく。
一方、週刊誌記者の池田由季(福地桃子)は17年前、警察が握りつぶした薬害事件を追うのだった…。


原作、吉田修一「湖の女たち」。
原作未読。

少し話が分かりずらかった印象。
恐らく死亡男性や関連事件の人物名を台詞だけで結びつける必要があるからだと感じた。
まぁしかし満州の731部隊を絡ませるとは思わなかったな。
MMO製薬の事件はまだ理解できるけれども、濱中圭介と豊田佳代のインモラルな関係が理解できず。
最初は元カノカレ同士だったのかなと考えたが、物語が進むとどうやら違うようだ。
なぜ車内見せつけオナニーをした濱中圭介に惹かれるのか意味が分からなかった。
「ケツの穴ひらけやぁ」は笑いそうになったけど、この2人の絡みが意味が分からな過ぎて正直個人的には退屈でした。
最後の最後でようやく少しだけ理解できたかな?と感じたけど、それでも惹かれ始めた部分が謎すぎる。
究極の露出狂やSM趣味だったのだろうか…。

あと話の畳み方が雑な「月」みたいな理念の薄い理由で残念でした。

それに引き換え冤罪で、しょっ引かれそうになった松本さん(財前直見)の涙ながらの吐露や、杜撰な取り調べにたいしての叫びはとても感動しました。仕事に誇りを持ってることが一番だ。
unko

unko