たむ

犯罪都市 NO WAY OUTのたむのレビュー・感想・評価

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)
3.5
ジャパンプレミア、本物マブリー初来日鑑賞です。
遠くの席でしたが、マブリーの迫力、愛らしさ、気配り、素晴らしかったですね。
さて、日本では初のIMAX版で鑑賞ですが、まぁパンチの打撃音の凄さ…『ジョン・ウィックコンセクエンス』並みの音響の凄まじさに感動します。
ビッグパンチの大スクリーン映えも迫力満点。
シリーズ第3作ということで、韓国映画では珍しい成功したフランチャイズ作品としての地位は確立されています。
本作はとにかく悪いやつをマブリーがぶっ飛ばす、という単純明快な娯楽要素と、実際にあった事件で構成する社会派としての映画でもあります。
前作のソン・ソックさんもやばかったですが、悪役の登場の仕方のやばさに関しては、このシリーズの特徴であります。
そのバックグラウンドが実録…。
世界は恐ろしいです。
その次にカットバックするマブリーもそうとうなやばさで出てくるので、バトルまでの緊張感の高め方、締めすぎても辛いので、ユーモアで緩めるあたりの構成も、フランチャイズ映画ならではの楽しさです。
麻薬を巡る日中韓のスケールの大きな作品で、105分映画の楽しさ満載の作品ですね。
たむ

たむ