おっぽ

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のおっぽのレビュー・感想・評価

5.0
途中から号泣
主人公が現代から何故かタイムスリップしてしまい、物語のほとんどが戦時中の話

戦争系の映画だと戦争の悲惨さ、戦争はダメなものだよねっていう教訓、戦時中での素敵な恋みたいな感じの系統かと思った。

見た感想として、もちろん戦争は良くない、平和な今の世に感謝すべきってのもある。
それだけじゃなくて戦争中は自分のやりたい事があるのにやれない人、お国のためと言って自分の気持ちを必死で抑える人、お国のためという言葉で自ら感情を抑えていることにさえ気づかない人も大勢いる。
もちろん現代も大変なことはある。
だけど当時と比べたらかなり恵まれた環境で自分次第でやりたい事をやれる環境にいる。
そんな環境だからこそ自分に素直に前を向いて生き、大切に日々を送りたいと思った。

現代からタイムスリップした現代人の考えを持つ百合が主人公だからめっちゃ感情移入した。演者さんの演技もすごくて引き込まれた。

特攻が決まって逃げ出してしまう人のところ、百合の花の丘で過ごすところ、エンディング😭


物語は現代の高校生の百合(ゆり)が何故か1945年の終戦間近の日本にタイムスリップ。そこで出会った兵隊にご飯を提供する食堂のつるさんの下で働く。そこには特攻隊の人がやってくる。
特攻隊の1人であるあきらに百合は恋する。しかし急遽特攻する命令が入ってしまう…
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