2024年42本目。
タイムリープと戦争映画をマッチングさせたラブファンタジー作品。
母子家庭で決して裕福をは言えない女子高生の百合は親や学校に対して不平不満を募らせていて進路を巡って親と喧嘩して家を飛び出し近くの防空壕で一夜を過ごして目を覚したら第二次世界大戦中の日本。
そこで路頭に迷っていた時に助けてくれた特攻隊員の彰に少しづつ惹かれながらも当時の価値観に戸惑いながら現代を生きる若い人間の目線で戦争の不条理を経験して成長していく物語。
原作未読。
正直物語の展開や各登場人物の心理描写、タイムスリップでの過去に行ったり現代に戻ったりする過程が少々雑だったり強引な印象を受けなくもないがやはり戦争や特攻隊というのは現実にあった話だし、あんまりガッツリとリアリティを追求して作るよりこれぐらいラフな感じの方がまだ10代とか20代前半ぐらいの学生の人達にとっては観やすいのかなとも思った。
過去での数週間数ヶ月が現代では半日しか過ぎてなくて夢オチかと思ってたら、、、特攻隊の博物館でのラストに繋がるシーンは切ない。
福山雅治が歌う主題歌がとても映画に合っていて良かった。