色々、興味は持つが深くは掘り下げないし
興味も早めに引く絹子
優しさはあるが上手に伝える術を知らない文則
根本的に他人に期待しない木村
僕の中で上記のような人物像に写りました。
そんな3名のすれ違う人間模様。
個人的には完全に絹子が悪いと思います！
文則さんは、悪い人には見えませんでした。
（文則の話し合いの仕方が悪いと言う意見が多いようですが
絹子が心を開かなすぎる故の態度に見えました）
基本的に絹子が自分で巻いた種からなる
逃げ場の無い会話劇の応酬。
この会話の「逃げ場の無さ」が超一級！
どの方向に行ってもドン詰まる感がリアル過ぎる！
最後、印象的に流れるBGMと長い1カット！
未来への高揚と不安を感じました！
タイトル「ほつれる」かな…
もう少し今作の心情を表す良いタイトルがあるような…
（もうちょっとキツめの）
