あれっ、いい映画でしたよ。
原作のエッセイは書籍で読了済です。細かいことは忘れてしまいましたが、覚えてる範囲で、あの雰囲気のエッセイを2時間尺の映画にするとしたら、そうとう優秀な回答なのではないでしょうか。
元アイドルという烙印を背負って、セカンドキャリアを模索して足掻くアラサー女子の苦悩が、ギリギリでエンタメとして成立する重すぎない程度の描写で、丁寧に描かれています。仕事で疲れた帰り道に観たりすると、少し身体が軽く感じられるのではないかと思います。
これといって目を引くところが無い分、一般の客には退屈かもしれませんが、普段地味めの邦画を好んで観る層には強くオススメですね。