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哀れなるものたちの235のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.4
2024年7本目
特別先行上映をたまたま見つけて鑑賞。橋から海に飛び込んだ妊婦を天才外科医が胎児の脳を妊婦に移植することで生き返らせるところから始まる物語。観る前はあらすじ等を読んで、なぜR18+なのか不思議だったが、観て納得。そりゃR18+だわ。エマストーン、よくやったな。もちろんインティマシーコーディネーターも入ってるだろうけど、後々色々不満や後悔が出てこなければいいな。。
恐らく賛否両論がある作品だろうが、私は面白かった。動物と人間の違い。他者への思いやり。人を愛すること。自身を愛すること。成長するということ。自立するということ。極端な表現も多く、そこに目が行きがちだが、ハッとさせられる言葉も多く、至極真っ当な優しさに溢れた作品だったと思う。
あと美術と衣装が素晴らしい。それだけでも観ていてワクワクする内容だった。
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