ハント

哀れなるものたちのハントのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.2
映画館で鑑賞
実に見事な作品で今私たちが観るべき社会風刺,皮肉的な作品
メッセージ性が強いと言うより,人間は"我が船"の船長なんだということを気づかせてくれる
魚眼レンズによる撮影や家の中ではモノクロ,外ではカラフルで撮影するという対比が良かった
世界観も完璧で,『哀れなるものたち』のテーマパークを作って欲しくなるような美しく面白い世界だった
衣装も文句なしの素晴らしいデザイン
ジョニー・バーンのサウンドは奇妙な世界観を設計するのに欠かせない素晴らしさ
エマ・ストーンの美と演技力は神レベルだった
ストーリーは風刺的だがやな感じでなくジョークも面白かった
大傑作ではないが23年の芸術的傑作
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