シルバニアファミリー大好きマン

哀れなるものたちのシルバニアファミリー大好きマンのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

弱者に対しての救済がない超絶皮肉ムービー 知らない事は哀れな事

博識な人はそうでない人(成長を恐れる人)が家畜に見える、この映画をざまあ映画だと娯楽的に楽しむ人は、知見がなく家畜や精神異常な二人に酷使していると…言い放たれているような話に思えて震えてしまいました…

博識な人に総括しましたが、成長を恐れず枠組みをなくしこの世には知らない事があり続けると受け入れてる人…?エンドロールも文字の枠組み内に物体の一部が配置されていて、それ以外にもあるでしょ?あなたが見てるのは一部なんだよ?って言われてる気がした…

石岡瑛子さんを彷彿とさせる衣装デザイン、嬉しい…!!うまれてくれて、ありがとうございます!!

アマデウスは天才がむしろ猿真似をして群れに入りたがるが、全く入れず孤独であり続ける…みたいな話だったのに…こんな話、時代の変わりを感じました。それとも私が変わったのか?ひゃあ

この映画のすごいところって人生によって、感想がかなり違うところ。何もわからないわけじゃなく、乱立していてどこに鑑賞者がフォーカスして生きてるかが浮き彫りになって怖いね!!