変な映画(褒め言葉)。
でも朝イチで鑑賞する映画でないな😑
体力使う。感情が疲れる。
色々とセンスの塊。
そして実験的で、色々と挑戦的な映画(だと思う)。
雑なあらすじは、愛のあるフランケンシュタイン、またはアルジャーノンに花束をのA面。
序盤のベラの性の倫理観やダンカンの邪な考えに、少しだけざわつくような嫌な気持ちがありましたが、全体から見れば些末な話で、終盤のベラを観るとそんなことどうでも良くなる。
彼女自身、思考が成熟しただけで本質は変わっていない。なぜなら心が成長しただけだから。自由でありたいし、気持ちよくもなりたいし、慈悲の心も持つし、モンスターの心理も理解できる。
この作品の監督の前見た映画(女王陛下のお気に入り)は好きじゃないんだけれども、本作は嫌いになれない。
ラストの彼女の達観した眼差しが捉えるその世界は、狂ってるのに何故か愛おしい。