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哀れなるものたちのmakoのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.5
あまり予備知識を入れないで観たので序盤おおぅ…となる😂
My Favouriteの監督だからまあ納得と言えばそうなのですが。

終始気分の良いものではなく、倫理観とは?道徳とは?って考えらさせられるけど最終的に何故か納得して面白かった、と思える作品でした。
ベラが知性を、意志を、自由を得ていく様を演じたエマが素晴らしい。

リアルの中に、時々そぐわない/あり得ない世界観が出現して脳みそふわふわする。それが天地どちらかに配置されてるのもなかなか深そう。
モノクロからカラーになるタイミングも面白いし、色彩もメルヘンで綺麗だった。
絶妙な音楽や不協和音も雰囲気を醸し出していて良きでした。
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