かんじ

哀れなるものたちのかんじのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0
女フランケンシュタイン版『フォレストガンプ』

自由に生きようとする女と、
女を束縛しようとして、しっぺ返しを食らう哀れな男たちの話。

リンゴを使って本能的快楽を知った主人公は自ら楽園から出ていき、外の世界を冒険する。

女は男の所有物という絶望的な世界で、
主人公の母親は自殺した。
でも主人公は自殺しなかった。なぜか?
外の世界で、本と学問を知り、この世界は捨てたものじゃないと知ったのだろう。そして少しでもこの世界を良くしたいというピュアな心が、主人公に生きる力を与えたのだろうと思った。

没入型のファンタジーの内容なので、観るなら劇場で主人公と"冒険"するべき映画。
でも映画館出たあとは、脳が糖分を欲してしまい、帰りに高カロリーなチョコを摂取してしまった。。。体重計に乗るのが怖い。
あぁ、自分も哀れな者だな、と思ったw

この映画とチョコほど罪深いものは無いw
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