男性、おじさん、羞恥悶絶映画。
出てくる全ての男たちに、その全ての言動と情けなさに全共感。
1番の共感ポイントが、正しくあの色男なのは当然として、もう嫉妬と未練に塗れて相手を罵倒し、ただ力無く自身を正当化するあの惨めさは、男なら誰でも身に覚えがあるはず…苦笑。
ただ、その裏でこっそり出てきた黒人男娼が聡明にもベラを諭すシーンの、彼女の切り返しが1番心に響いたな。
絶望のみが人間そのものというリアリストに、弱き物という評価を与える。何を？とならず、受け入れるのも良かった。きっとあのシーンは赦されたんだと思う。
ラストは皆んなのお楽しみ！！
最高の映画。セックスシーンが18禁じゃなくて、この映画には一通りの経験があったら無茶苦茶楽しめる。頑張って生きてる人たちにこそ観てほしい。
