Reina

哀れなるものたちのReinaのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.9

“女王陛下のお気に入り”以来のランティモス
エマ・ストーンの体当たり演技に脱帽。
脱ぎっぷりも潔い!

はじめモノクロっていうのが謎めいた雰囲気、
ぼかしの入ったカメラワークや閉塞感あるアングルも目新しかった。

ベラの自由開放と共にカラー越しになる瞬間!彩りがとても綺麗!

マーク・ラファロ演じるダンカンの俺様態度がベラの成長と共に崩壊されていく様は見もの。心まで骨抜きにされていくダンカンいや、マーク・ラファロの見たことない演技に圧倒されました。

肩が強調された衣装やフリルのついたドレスもオシャレだった!
個人的にはジャケ写のブルーの衣装とダンスシーンのシースルーの御御足見えてる衣装が好み。

エロさを実に巧妙に、汚らわしく見せない撮り方するんだよなあ、ランティモス。
ブラックユーモアもあってラストも好きな終わり方だった。

最後は完全にエマ・ストーンの表情だった。
Reina

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