もちだ

哀れなるものたちのもちだのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

様々な要素を持ったかわいい映画でありました。

少し前のイギリスをファンタジックと言うよりはスチームパンクっぽい、少し明るいロストチルドレンの様な世界観で、嫌味のないエログロとなんだか新しいセンスに触れる没入感。
赤ん坊から徐々に好奇心を謳歌させ凜とした女性になるまでの過程が面白い。エマストーンの演技の変化も素晴らしかった。

内容は暗めな話だが暗くならないベラの真っすぐさと所々笑かしてくるユーモアがあるおかげで最後は爆笑のハッピーエンドを迎えられる。

エンドロールも素晴らしく、映画館のサウンドシステムで堪能するのがベスト。

ウィレムデフォーの哀愁と親父感にほんと胸を毎回打たれる。

しかし、この映画の半分はセックスの話でもある。
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