しお

哀れなるものたちのしおのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0
観て良かった映画すぎ 期待を裏切らなかったよおお!
この映画に対してアレコレ述べれる程の自身の中身がまだ成熟していないので形骸的な感想しか残せないが、
人がそうであるべきと信じている善とは
他人が他人と共にいるためのモラルとは
死とは救済?
「私の体なのに私の自由にしてはいけないの?」
人というものは本来高尚な生き物というわけでもなく、獣ともさして変わらず、ただ心を腐らせない為に行動した結果たとえ股を開くことだって穢れになることなんて一度だってないはずなのだ
いつか子供ができたら最後の教育に観せたい


パリの娼館のシーン『鼻下長紳士回顧録』を彷彿として個人的には堪らなかった
音楽も良すぎる 幻の様な史実的な街並みもロマンティックなファッションも全部がストライクだた
諦めたくなかったはずの平等にしがみつくことに疲れてミソジニーを享受して今生きている私だって“哀れ”だ、せめて楽なフリの顔をやめること、諦めていない全ての世代を蔑ろにしないこと は大切に愛していきたいよ 
しお

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