哀れなるものたちのオースマのレビュー・感想・評価

魅了される世界や衣装と、先が読めず哲学と現実で頭を殴られるかのような内容によって、クライマックスには頭がエンストしてた。

「もしも赤子の脳みそを成人に移したら人間てこうだよね」ってことをオブラートに包むとかなく、ド直球で表現されて面食らった。

最初から最後まで美意識の塊でエンドロールがありえないくらいオシャレだった。
音楽と共にベラが一人称視点で見てきた光景で、ベラ自身の人生を追体験してるかのような感覚になった。