なかた

哀れなるものたちのなかたのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.8
【アート性、メッセージ性、エンタメ性全てが高次元で最高すぎた】
恥ずかしながら本監督作品初視聴。
こんなに素晴らしいとは思わなかった。

世界の絵作り:◎(絵本のような実写映画)
音楽の違和感:◎
アートの雰囲気:◎(エンディングヤバすぎ)
ファッション:◎(全部オシャレ)
ブラックユーモア:◎(あえてタブーを攻める)
狂気度:◎(ミッドサマーくらい狂ってる)
脚本の外し:◎(THE・王道から外れてるのに面白い)
ぱっと考えただけでもこのあたりがずば抜けて良かったように思う。独自世界を作り上げていてとても最高でした。

▼概要
「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化。

2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞し、第96回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、脚色賞ほか計11部門にノミネートされた。
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