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哀れなるものたちのreiのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.5
観てきた
頭がそんなに良くないからなのか、単に刺さらなかったのか分からないけど感想がなかなかでてこない

作中で出てくるフォントが可愛かったなあとか、色付いた画面は印象派の絵画みたいで綺麗だなあ、ポスターにしたらインテリアとしてお部屋に飾るのも素敵だろうなあとか、一旦はそんな感想がエンドロール見ながら出てきた
そのエンドロールも斬新だった
映画館に行ったらエンドロールが終わって劇場内が明るくなるまで座ってる派ではあるけど(エンドロール中に作品を振り返って浸ったり考えたりするのが好きだから)大抵どの映画もエンドロール長くてまだ終わんないのかなって考える時間があるけど、今作はパッといろんな画にうつりかわって行くから飽きなかった

グロい描写も、セックスしてるシーンも苦手なタチだけど、エマ・ストーンの怪演に見入ってしまった
正直エマ・ストーンがベラを演じてなかったら見れないストーリーだったかも
個人的にあまりハマらないストーリーだったから…

私には理解が難しい映画だと感じたけど、実はそんなに深く考えなくてもいいのかな

エンドロールの途中で立ち上がって劇場を去って行った人たちは、この映画を観て内容を自分なりに噛み砕くことが出来て満足して帰ったのか、それとも私みたいに理解できなかったのかどっちなんだろうとぼんやり考えてた

一緒に行った友達はもう「今年1の映画だ」って言ってた
この映画を観終えてすぐお腹鳴らして「なんか食べよう」って言っててドン引きしたけど楽しい映画デートになってよかったです
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