佐分利ミナル

哀れなるものたちの佐分利ミナルのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.8
フェミニズム映画。
美術とファッションが綺麗だった。ルネサンス以前のイタリア美術のような色彩を感じた。
哀れなるものは誰と誰を指すのかは明確ではないが、登場人物が皆哀れだと言えるのかもしれない。
経験と好奇心と知識が見識と世界を広げる。
広げれば、周りと自分の哀れさに気づけるのかもしれない。
ベラは時代に合わない足を出すスタイルなのはどう言った意図なのかが気になった。
オチは少し唐突な気がする。