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哀れなるものたちのメのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.0
絵が綺麗過ぎて気が付かないまま通り過ぎちゃいそうになるけど、現代の人類が考えなければならないことが沢山詰まった映画だった。女性だからといって、男性に守られて養われて生きていく必要は無い。自分で動いて、知性を身につけて、自分を武装していくことで、初めて自分で自分のことを守れるんだろうなと。「"女だから"勉強しなくていい」と父に言われたことがあったけれど、それは絶対に間違っていると思えたし、私がこれまで勉強してきたこと全てが今の私を守ってくれているんだろうなと感じることが出来た。

ベラが娼婦をしていたことを『許してやる』と言った男共、ほんま何様?って感じで腹立ったな。最後にはみーんな不幸になってくれて嬉しかったです(^^♪

母と観に行こうと思ってたけど、ふみとどまって正解!って思うくらい官能的なシーンが多かった。
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