ヤコブ

哀れなるものたちのヤコブのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.0
センス映画。

世界観が完璧。セット、衣装、カメラワーク、音楽。古典をオマージュしながら、現代的エッセンスを取り入れ。音楽はジャースキン・フェンドリックス。強烈なキャラクターショー、原作はアラスター・グレイ。

世界一美しいエンドロール、二時間の作り込まれたガチガチの映像体験の後に、廃屋のシミや褪色を素っ気なく映すセンス。

マイナス点、話を詰め込みすぎ。知性を獲得していく過程は言語的にならざるを得ず、映画向きではない。
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