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哀れなるものたちのpのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.6
ビジュアルに惹かれて、前情報なしで鑑賞。すごいエログロでびっくり笑
ミッドサマーみたいだなと思ったけど、それほど何を伝えたいかわからないレベルに難解なわけではなく、人が持つ欲求とか、善悪の基準、世の不条理、死ぬまでに直面するthingを一気に目の当たりにした感じ。
エマストーンの演技が凄まじかった。乳児の知能から急激な成長まで表現するのはどんなに難しいだろうか…。
人間関係には、どうしても相手を自分の思うようにしたいという自己中が発生する。愛するが故かもしれないが、その縛りに抗って初めて価値観のすり合わせが起こり、時には良い関係が築けるようになるのでは。
今回音響が良いと噂の新宿の109シネマズプレミアムで鑑賞したが、不快な音楽が本当に不快に響いた笑リスボンでのベラの冒険シーンでの音楽が対比してとても美しく聴こえた。カラーとモノクロの使い方も逸品。
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