アノコの涙は蜜の味

哀れなるものたちのアノコの涙は蜜の味のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0
「『美』は言語体系の外にある」
と大学の時に教授が言っていた。その通りだと腑に落ちた。
だけど映画としてそこに挑んだ作品だった。
美しい器に何も入っていない。そこに惹かれる男の浅はかさ。
娼婦になっても、強さを得る。
1人で人生を切り開き、自己を確立する様がとても美しい。
『美』を言葉で表現出来ないと思っているからこそこの映画は言葉では表せない。