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哀れなるものたちのKのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.8

大好きなヨルゴス監督の新作ということで、もう居ても立ってもいられません。

映像、衣装、構成、ディティール然りいつもながらに監督の拘りが詰まっている。
最初は、ああこの感じ…変態映画か…(いい意味で)と思いながらも、観終わる頃にはいい重さがちゃんと残っているところが凄い。

エマ・ストーンの演技力には脱帽ですね。
見た目は変わらずとも人間の成長過程がはっきりと伝わる。

私たちも皆も哀れなるものたちとして生まれ、あらゆるものを経験することで世界を知ることができる。今までのヨルゴス監督の作品の中でも哲学的で、気づきや学びの多い作品だった。
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