yun

哀れなるものたちのyunのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.3
カメラワークと世界観が独特で良かった。

主人公ベラは胎児の脳を移植されて、心と身体が合っていないという話だけども。
それにしちゃ性の目覚めが早すぎないか?
成長速度が早いにしても、まだ10歳にも満たない程度じゃないのかな。
きっかけもなくある日自然に自慰を覚え、りんごやきゅうりを手にしたあたりで、このストーリー考えたのは男性かなとぼんやり思った。

性欲が中心になっているから、そんなシーンばっか。
人間が溺れる快楽と欲求はそれだけじゃないのになぁ。

ベラさん、唐突に人間の闇を見せられて衝撃を受けておるけども、そもそも自分は裕福だという自覚があったのか…。
成長速度がわからないから、感情の起伏が理解出来ない。
突然知的になったりして展開早い。

とりあえず大した冒険ではなかったけど、事件に巻き込まれなくてよかったね。
(まぁそそのかされて冒険に出たわけだが)

思ったよか淡々と観た。


あ、局部にモザイクないしメスで人体切るし脳みそ出てくるので、苦手な方はご注意を。
yun

yun