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哀れなるものたちのmkriinのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.3
ランティモスは私の中で変な映画撮る人って印象が強かったけど、今回はコメディ要素たっぷりだし分かりやすい作品だったと思う。エマ・ストーンがプロデューサーを兼任してる影響もあるのかな?前作の女王陛下もすごく好きだったから単純にエマ・ストーンのファンなだけかもしれないけど。ランティモス作品の主人公は何かしらのルールに縛られてることが多い気がしてて、それが監督色というか、特殊な不気味さを演出してるから私は好きなんだけど、今回はまた違くて面白かったな〜不条理なルールをどんどんガチャガチャぶっ壊すベラが本当大好きだし、女としての主体性や尊厳を守る為に行動して自ら人生の舵を切る姿に胸を打たれる…色んな気持ちに決着をつけて、勝利の美酒を味わうラストシーンもとても好き。マーク・ラファロがプレイボーイ役でベラに狂わされていくのも意外で楽しい。私も自分の幸せのために自分で人生の舵取りして生きていくって心に決めた…


2024は評価に関わらずちゃんと感想書きたい(できるかな)
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