Yucar

哀れなるものたちのYucarのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.3
舞台となってる船、城、屋敷、衣装とエマ・ストーン、映像は凄かった。ヴィスコンティ好きなのか装飾の本物志向こだわりは凄い。いっそ1時間位のストーリーなし映像のみの作品にした方がいいのではというくらい。
筋は上滑りしてて厳しい。残念。障害的な描写とかオナニーシーンを安易に入れてくる映画が苦手なので最初から嫌な予感があった。過度なセックスシーンもどうしても拭えない男性目線に急な取ってつけた浅い問題意識見せ。FGM。大人の女の人にはきつい。
原作は面白いのかも。女性の自立の話だろうけど、そこがあまり丁寧に描けてないのにセックスシーンだけ目立って多い。何のための性描写かがわかるように描けてないので浅い上滑りした筋に感じられる。
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