このレビューはネタバレを含みます
思想の詰め込みがおおいので、好みがわかれそう
洋服はとてもすてきだった
風景も絵画のようで、どの時代の話なのかなとなる
親から実験されて育ったゴッド(親)とお腹の子どもの脳を入れられて育ったベラ(主人公)との愛の話でもあったのかなと
最後にゴッドの脳を元夫に入れるのかと思ったけど、それをしなかったのも愛なのかなと
ゴッドも親の実験から傷だらけの見た目でも怖がらなかったべらを愛してた告白もよかったし
ベラも性に目覚めて欲望を貪ってその次に知識を貪って現実的をみて、売春宿で金を得て、その時に女性とのシーンもあって、欲を埋めるのって異性じゃなくてもいいんだよなとか、元夫に女は子どもを産むためのものといわれたりだとか、ベラを通して女性の理不尽さを表してるのかなとも
男性も大変そうで見えない差別がおおかったけれども、全体的に理不尽な世の中にベラが無垢なまま、本能のまま歩んでいって傷ついて、知識を得て自立していく話と愛と欲の話だったなという感想
見てる年代性別によってだいぶ意見が変わりそう
