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哀れなるものたちのKAZUMASAのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.7
エマ・ストーン2度目のオスカー受賞が期待される今作をようやく鑑賞。

結論から言うと観終わったあと面白かったではなく成程なと感じた作品。

不気味なビジュアルでカモフラージュしつつ現代社会にも通じる女性の成長や極端な観点だが男性の願望がテーマとして込められてるフェミニスト的映画。

ヨルゴス・ランティモスの作品初めて観たけど大分癖のある官渡区で世界観や町並み風景の作りやエンドロールにそれが現れている。

そしてエマ・ストーンの文字通り体を張った演技は見事で主演女優賞ノミネートも納得の出来栄え。


R18指定ということもありエログロ描写もかなりガッツリとあり癖のある作風も合わせ人を選ぶ作品だと思うのでそこが大丈夫なら観てみてはどうだろうか。
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