ベンアミ

哀れなるものたちのベンアミのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
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観る時によって見方の変わるロールシャッハテストのような映画だと思った。
今回はシュールギャグと星の王子様にジブリテイストが入ったものだと感じた。
最後、ゴッドの脳を将軍に入れるものだと思ったが、いい意味で裏切られた。
エンドロールも良かった。

この完全にミニシアターっぽい映画が地上波で大々的にCMされたりシネコンで上映されてることに脳がバグった。

他の旅客が、まぁまぁ19世紀ヨーロッパみたいな服装なのにベラだけミニスカパリコレ民みたいな感じで、空の色変だし乗り物もスチームパンクみたいな、TDLの海底2万マイルみたいな感じ、いいなと思った。この監督とギレルモは世界観形成における似たような変人さを感じるけど、ヨルゴスは多分どこまで行っても俺はギャグ映画を撮るんや‼︎っていう気概を感じる。揉め事の火種になるような社会通念はバカバカしく、笑ってしまうようなものなんだ、っていうような。知らんけど。
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