momoko

哀れなるものたちのmomokoのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
-
フェミニズム的視点と、この独特な世界観が気になってて鑑賞!アカデミー賞で数多くの賞にノミネートしたこともあって、満員👏

今までに観たことないエマストーンの演技と、本監督が人間の醜い部分を描く作品を撮ることが多いことで変態監督と呼ばれてるらしく、、終始ものすごいインパクト。19世紀時代の色鮮やかなセットがまた、アート作品を観ている気分にもなる。
"真新しい脳を持つとどうなるのか"
こうなるべき、という固定概念がないことでベラに映る世界があまりに不平等で、純粋にひとりの女性として選択しながら生きるという強さを感じる。物語的にはベラの人間としての成長と、最終的には女性が知性を爆発させて男性に強いだけられる社会からの解放が印象的だった。まさに自由な女性でいること、自信を持つこと、そんなことが体現されてる気がした。


ちょうど、国際女性デーとも重なって色々と考えさせられた。ずっとマークだけしてた籠の中の乙女も親和性があるみたいだから観なきゃ。
momoko

momoko