むっく

哀れなるものたちのむっくのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.8
マーベル作品に出演していた俳優が沢山出てて、熱かった。
内容は、人体改造という点でナイトメアー感があるとこもあり。
映像は、最初はモノクロで上手く色を使っていて他にない異世界を見ているよう。現実感はなかった。
しかし、人種差別や貧困、さまざまな現問題を登場人物達が体験する事でよりリアルに伝わるものがあった。

大きなテーマは、成長。
何事も経験をすると見る世界が変わり、そこに感情が生まれる。
やばい男も結局観客のスッキリする形で終える事もでき、モヤモヤも何も残らず見終わることができる。
内容も複雑のようで分かりやすく、過激すぎない演出。
エマストーンの振り切った演技も、衣装も素晴らしかった。
音楽は、不協音があったり場面のいいタイミングで、楽器も多すぎずシンプルに流れていた。

いいポイントがありすぎる作品、これがアカデミー候補というのも納得。
最後のエンドロールも含め、映画館で見れてほんと良かった。
むっく

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