スガヌマキコ

哀れなるものたちのスガヌマキコのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.9
目の前の富や、欲望、見栄に囚われて学び、違い、や信頼を取り入れようとしない人が哀れなんだなぁって思った。
そして、エマストーンの演技力が素晴らしすぎて圧倒された〜
しろちゃんも言ってたけど、描き方が絵本みたいな世界から現実的になるのも、視覚から感情が読み取れて面白かったし、最後の方の森で散歩してる時の木漏れ日が素敵すぎて。現実世界も美しいよって思えた!
音楽や映像がとにかく美しいし、エンドロールの文字の配列とかも好きだった。

映画館からの帰り道にいま目の前の世界にも、面白いことが広がってるんだから感謝して携帯ばっかり見てないで、好奇心広げて吸収していきたいなって。自分の世界から飛び出して学び続ける人生にしようって改めて思ったよ!そして、観察してて、人間ってかわいいなぁって思った笑
前は、人が多くて物理距離は近いのに心理的距離が遠い東京に来るたびに息しづらくて苦手だったんだけど、よく見たらみんな一生懸命生きてて、人間愛おしく見えた笑
人って人と人の間が出来て、やっと人間になるんだって。1人では、ただの動物。誰かがいて、誰かとの間が出来て、人間になれるっての思い出した。

さぁ、自分の船を自分で漕いでいくよーん!
スガヌマキコ

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