キバたん

哀れなるものたちのキバたんのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.5
精神と肉体が一致していないベラ。脳を損傷しているベラを治した医者ゴット。ゴットの手掛けた本当の手術の真実とは…
成長段階のベラ。「ダンカンと大冒険へ出たい」と言う。リスボン→船→アレクサンドリア→パリ→ロンドン 濃厚な大冒険。
悦びを知ってしまった彼女は一人街へ🌇
理性のないベラがどんどん知識を得て知的な女性へと変化していく姿のエマストーンが凄かった。最後はダンカンがベラに転がされていて面白かった。
「私ここにいるのが一番幸せ」ベラには支配的な男性よりも寄り添うマックスが一番合っていた。最後にはベラの究極の幸せが観れた。
ヨルゴス監督の描く奇妙な世界に魅了された。難解ないままでの作品よりも今回のは観やすく感じた。ファンタジーな様々な国の街並みが好み。