りょ

哀れなるものたちのりょのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.5
凄い物を観た。
エマ・ストーンはもちろん、ウィレム・デフォー、マーク・ラファロの演技は凄いの一言、衣装と映像も素晴らしい。

身体は大人、頭脳は子供という逆コナン君状態(桂小枝状態とも言う)、かつ女性ということで観た事の無い純粋で残酷で魅力的な怪物が生まれてしまった。
その思考と行動は観ていて不安になりつつも興味深く、また、観ている者もダンカンと同じくベラに惹かれてしまう。

冒頭から少し刺激強めのシーンが続き、「何を見せられてるんだ」という感覚になるが、気が付いたら「次は何をしてくれるん?」という期待感のままラストまで一気に楽しめる。
何よりベラとダンカンのダンスが最高。
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