りょさんの映画レビュー・感想・評価

りょ

りょ

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

NETFLIXに追加されてたのでなんとなく鑑賞。

お気楽に観れて面白いし程よい感動。
少年が大人へと成長する過程のあの感じ、自分が声変わりした時の事を思い出した。
「合唱部は変な歌うたいがち」という
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.0

受け止めが難しい。
妻を失っても泣く事さえできず、ただ衝動に駆られるまま行動する。
そこにはあきらかな喪失感があるし、怒りにも似た感情もある。
今も妻を愛しているかといえば愛していないのだろう。
しか
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

5.0

呪われた一家、フォン・エリック家の実話。
昔からプロレスを観てきた者としてはあまりにも有名な話。
とはいえ詳細には知らなかった事も多く、自分の記憶の範囲を大きく超えた悲劇的な家族の物語。

ストーリー
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

会話劇を中心に時系列も入り乱れてるのでかなりの集中力が必要だった。
とにかく情報量が多くて頭フル回転でシンドイ。
それでも緊張感のある映像に音楽、重厚な演技が続く中での実験映像の激しさ。
あっという間
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

お気楽ホラーと思いきや、ストーリー性も怖さもなかなかのもの。
ちょっと悲しい結末に痛さが伝わる描写。

ミアをとりまく環境と悲しい過去、友人が少ないけど明るい性格。
ノレそうなキャラクターなんだけど、
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

凄かったの一言。
映像、世界観、キャスト、衣装。その全てが素晴らしい。最高の映像体験。
ここまでくるとストーリーは二の次、とはいえ前作からは大きく展開するので十分楽しめる。
砂虫の乗り降りについては少
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

PART2鑑賞前に復習。
面白いかと言われたらそこまでではない。
まぁ、次作への壮大な序章なので仕方が無いけれど。
とはいえ世界観と映像の素晴らしさだけでも観る価値あり。
美しくも怖い砂漠に砂虫、衣装
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変な家(2024年製作の映画)

2.0

ミステリーよりホラーに寄せた感じ。
ただ致命的に怖くない。
設定の全てに説得力が無く、和製ホラーの悪いパターンをてんこ盛りにした印象。
ストーリーやミステリー要素がダメなら、せめてビジュアルで怖がらせ
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.5

ミリ―・ボビー・ブラウンさんは眼力があるからかやっぱり強い女を演じるとハマる。
ドラゴンのあの設定はちょっと微妙だけど造形は悪くない。
CGのクオリティーにちょっとバラつきがあった様に思うけど、まぁ許
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

とにかく猫が可愛い。
まぁ、それは置いてといても全編ぶっ飛んでて面白い。

「キングスマン」シリーズということでらしさ全開の画作りにアクション。
相変わらずのやりすぎ感が楽しい。
ブライス・ダラス・ハ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

監督と脚本がアリ・アスター、上縁時間が179分、加えて主演がホアキン・フェニックスという事でかなりの覚悟を持って鑑賞。
こんな変態映画、そんなに人は入っていないだろうと高を括ってたが、結構なお客さんの
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

ずっと不穏な空気と微妙な緊張感が流れてて観ていて少し疲れる。
タンカーが突っ込んでくるシーンなんかは絶望感が凄くて観ているこちらも「何が起こってるの?」って感覚が味わえる。
見せ方としてはテスラの件な
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

3.5

ドミネーターは出て来ないしシビュラシステムもほぼ関係なし。
兵器はドローンを除けば基本的に全て通常兵器。
シビュラシステムが導入されていない国なので当たり前だけどシリーズの設定は殆ど関係ない今作。
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

4.0

Case1よりはるかに面白い。
これまであまりスポットの当たる事が無かった須郷の過去。
結構な骨太ストーリーでなかなかのアツさ。
征陸の登場シーン多めで満足度高め。

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

原作は序盤のみ読了済み(何巻までか忘れた)。今作品で映像化された部分は未読。

あまり原作を熱心に追っかけていない自分にはギャグパートなどの面白さは分からず。
しかし試合シーンはかなりアツくて面白い。
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.0

ウザキャラの霜月監視官が大活躍。
作中で自己顕示欲全開キャラの霜月美佳が作品的にもやっと主役の座を射止めた今作。
これはスピンオフという位置付けでよいのかな。

霜月美佳がやっと正義感に目覚めたという
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.0

キャラクター設定は相変わらず悪くないし、ストーリーもそこそこ。
しかし映画ということで手を広げ過ぎたか舞台を海外に移した事で色々と微妙な感じで、このシリーズの面白さが損なわれている。
何より英語の発音
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

この作品の評価は何と言ってもキャストがハマるか。これに尽きると思う。

結果から言うと最も懸念されていたアシリパは山田杏奈さんで大正解。
身長はちょっと気になるけど年齢だけ目を瞑れば全く問題無し。変顔
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「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

3.5

過去のダイジェストとTVシリーズの最終話から次シーズンの柱稽古編の1話ということで、これまでのおさらいとこれからの期待を膨らませるには十分。
刀鍛冶の里編のラストは色々と思い出してやっぱり泣けたな。
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

少し前の常識では考えられないストーリーが面白い。
これがまた実話という事に驚く。
グランツーリスモはいくつかのバージョンはプレイしてきたが最新版は未プレイ。
この映画見てプレイしたくなった。

映像は
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

ストーリーは全作品中、最もアツい。
舞台もシチリアということで雰囲気も最高だし何と言っても今回の悪党はイタリアンマフィア。
悪党に対してはかなりえげつない攻撃してて、死んでいく相手をじっと見つめる辺り
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

「イコライザーVSイコライザー」とはいってもマッコールさんが強すぎるので安心して観れる。
正義感が強くて普段は優しいんだけど悪者にはとにかく容赦が無いところが最高。
やっぱり強いオッサンが活躍する作品
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

一見冴えない、なんならちょっとお腹もポッコリしてるホームセンターのおじさんが実は元CIAの敏腕エージェント。
ありがちな設定ではあるけれど、その尋常ならざる強さと洗練されたアクションにぐいぐい引き込ま
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千年女優(2001年製作の映画)

4.5

ドキュメンタリー作品を撮影するなかで千代子の記憶と出演した映画のシーンが混在し、境界線もあやふやになりながら源也とカメラマンが千代子が辿った人生を追体験する。
映画のシーンを中心に進むので時代も場所も
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.5

おそらくSEEDから入ったファンの方達には最高だったのでは。
しかし一年戦争から入ったおじさん達には少々厳しめの描写も多く、若干引き気味で観てしまった。
あのスーツなんかは「エヴァ意識し過ぎでしょ」っ
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.5

ストーリーは安定の分かり易さにご都合主義。
ランディ・クートゥアのカリフラワー耳いじりも10年経っても健在で何より。
新しいメンバー達が程よく活躍、アクションが厳しくなってきた年代のキャストも落ち込み
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

自分史上最高のハッピーエンドなラブストーリーでは「バッファロー'66」。
初めて観た時、ラストで小さくガッツポーズしてしまった程、感情移入してしまった事を思い出す。
ずっと映画館で観たかった。

冒頭
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.0

「男の子ってこんなのが好きなんでしょ」がこれでもかと詰め込まれてる。
TVシリーズの両作品を観た人にとっては最高のファンムービー。

変身、怪獣、合体、戦隊、学園アオハルに加えてちょっと厳しめの萌え要
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エスケープ・ルーム2:決勝戦(2021年製作の映画)

3.0

前作に引き続きドキドキとハラハラの連続。
今回は経験者がターゲットとあって展開が早くてイライラしない。
でも自分的には今ひとつノレなかった。
おそらく謎解き要素の納得感や必然性の薄さなんかな。
よくテ
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REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.5

前作に引き続きヘレン・ミレン様がカッコよくて他の豪華キャストが少し霞んでしまう。
イ・ビョンホン演じるハンとのコンビネーションも良し。
ストーリーは単純かつ分かり易いのでキャストとアクションを素直に楽
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

ヴィーガンを皮肉りつつ、それ以外の人達の残虐性も面白おかしく描写されてて面白い。
殺人シーンもずっとふざけてて好き。
ヴィンセント役の人がハマってたのも良い。
「肉を食わないから弱いんだ」は名言。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

自分はスター・ウォーズのディープなファンではない。
それでも全作品を追いかけてきたので観ない選択肢は無いし、エピソード7以降は賛否はあるみたいだが結構ハマっている。
エピソード1~6に今一つハマらなか
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

ヤバい、全然分からんかった。
コレ、初見で理解できる人おるんかな。
ちょっとウォーミングアップがてら「インセプション」と「インターステラー」を直前に観ておいたけど全く歯が立たず。

とにかくオープニン
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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

アメコミ映画で自分の中での最高(MCUはちょっと別)はダークナイトとウォッチメン。
この二作品に並ぶもしくは越えてくるか。そんな期待を胸に観に行った記憶。
そもそもこの作品がアメコミ映画にジャンルされ
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さよなら渓谷(2013年製作の映画)

4.0

大人のためのサスペンスであり極上のラブストーリー。
「ゆれる」以来の衝撃。

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.0

メガロドン VS ジェイソン・ステーサム再び。
前作に引き続き安定のジェイソン・ステーサムさんでした。

今作は人も怖い生物も増えてて、見どころと同じくらいにツッコミどころも増えてておなか一杯です。
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