このレビューはネタバレを含みます
すごくすごく不気味だった。
だけどなんか引き込まれる。
目が離せない。
見たもの、聴いたもの、嗅いだものは
全部知りたいし、感じたいし、経験したい。
ベラの純粋無垢なところがすごく刺さった。
性欲・食欲・睡眠欲。
三大欲求がものすごくリアルに描かれてる。
私達は色々な経験を経てTPOに合わせて勝手に自制ができているけど、
もし彼女のように脳と身体の成長が一致していなかったら…?
私達も彼女のようになってたのかな。
そしてエマストーンの演技も本当に素晴らしかった。
きっとものすごく研究したんだろうな…
彼女の努力と才能に拍手したい。
タイトルの『哀れなるものたち』。
この意味が後半にかけてよくわかります。
いや、むしろ哀れと感じるのはもしかしたら私達のエゴなのかもしれない。と思ってしまった。その狂った世界では、一人一人幸せの在り方がある。
うわーなんかこの感情説明しずらいなぁ。
人にオススメできるか?と言われたら、
オススメするというより「見てみてほしい」と言うかもしれない。感じ方は人それぞれだから。
もう一度みたいか?と言われたら、何かを考えたい時に見るかもしれない。でも今はいいや。
面白くなかったか?と言われたら面白いです。