このレビューはネタバレを含みます
イタリアの少年たちの同性愛の話、ということ以外の前情報なしで観たのでラストが衝撃的すぎて息が止まりそうになった
直前のシーン、W杯の熱狂のなか群衆とは逆方向に走っていくふたりを見て、秘密を100年抱えて生きていけばいいじゃん、その先が薄暗かったとしても君たちの輝きがあれば大丈夫だよと思っていたのに……
たびたび挟まれていた狩猟のシーン、かわいいうさちゃんを嬉々として殺すところ無駄に見せないで😣と思ってたけど、え、あれそういう……ってなった
途中で聖職者が主の祈りを唱えるシーンがあってつらくなった
わたしは無宗教で6年ばかりカトリック校にいただけの人間だけど、多少なりとも愛着のある祈祷文がひとりの人間を抑圧するために唱えられるということが悔しかった
すべての若者たちが自由で幸せであってほしい