このレビューはネタバレを含みます
最後のエンドロールで実話ということを思い出すくらい魅入ってしまった。
イタリアは愛と情熱の国という印象があるのに、こんなにも排他的な国だったのかと愕然とした。
ジャンニの周りが、ニーノの家族に暴行された途端優しくなったことが滑稽に見えた。
愛って自由に見えて実はすごく閉鎖的だなと感じる作品でした。
きっと実話ではこれ以上に辛いことがあったのだろうと胸が張り裂けそうです。
どちらかは死ぬかなと思ったけど、心中かなと思って検索したら、本当に殺人だったなんて。
ジャッレ事件で検索して余計に辛くなりました。