このレビューはネタバレを含みます
劇場総集編としてはほとんど完璧と言い切っていいのではないかと思う映画前編。もともとライブシーンはアニメーション史上最上とも思える白眉の出来だったが、映像と音周りが素晴らしい作品を劇場で体感することができるのはやはり嬉しい。尺的にライブが終わってタイトル回収までかな、と推察していたがその通りだった。カットしても差し支えのない部位は迷いなくオミットされており、若干の構成の見直しが効いていてストーリーのバランス間隔も優れている。そして改めて個性的なキャラクターたちは観ていて楽しいし、全編を通してギャグセンスが高い。満足度で言えば満点。後編も楽しみだ！(ただ端折られたエピソードも面白おかしいので、初見さん推奨と言うより、TVシリーズと併せてオススメしたい作品)
