とまと

ブラインドネスのとまとのネタバレレビュー・内容・結末

ブラインドネス(2008年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

人にはオススメしないけど実は好きな映画です。笑
不快なシーンがあるので苦手な人は嫌悪感がすごいかも。

謎の感染で人々が失明していく中、主人公だけはなぜか感染しなくて1人だけ見えていて〜〜みたいな話。

個人的なこれの1番のハイライトはラスト!!

第1感染者が最後、目が見えるようになり喜んだ所で話が終わるんですが、そこでナレーションが入ります。
「彼女は思った。私には見えなくなる」
これ、やばい!!

みんなが失明してる中、彼女は周りの人達を導く使命感を持っていてそれに生き甲斐のようなものを感じていたはず。それが視力が回復することによって自分の役目がなくなる、見えなくなるのかなと。

他にも、自分だけが見えていた人間の汚い部分や綺麗な部分そういったものも見えなくなる。
視力が回復していく中で自分だけ疎外感も感じるんじゃないかな〜〜

単純に次に自分が感染して見えなくなるっていう意味とも考えれるかな〜違うと思うけど。


この話、所々キリスト教がベースになっているみたいなので知識があればより深く楽しめそうです!
とまと

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