ブラインドネスの作品情報・感想・評価

「ブラインドネス」に投稿された感想・評価

感染か何かで視力が失われていってしまうパニック。
同時にモラルや人間らしさも失っていく世界。
リアリティがある無いより、暴力と汚物が蔓延した状況にウヘェ…でいいかと。

伊勢谷さんの芝居が…

2018 11 ひろこちゃん
MiYA

MiYAの感想・評価

2.5
「サタ☆シネ」にて。集団失明という設定はかなりショッキングで、彼らが収容所に隔離され、発狂したり扇動者が現れたりするという「蝿の王」的な展開になるのはなかなか衝撃的でした。

ただ、失明者の中に1人だけ目が見える人間がいるという設定がミステリとして十分に生かしきれていないし、サスペンスホラーとしてもスティーブン・キングほどに異常心理をじっとり描くまでには至らず、底が浅い。うーむ。
鬼っち

鬼っちの感想・評価

2.5
視力ゼロだからもはやゾンビ。
長くひっぱる必要あったかな、、、
突然視界が真っ白になり、失明してしまう伝染病が世界中で発生するパニックスリラー。

うーん、ちょっと思ってたのと違ったかな。伝染病が広がることにより、秩序が崩壊していく様は良かったものの、エロシーンが多いのが無駄。

結局原因もよく分からないままだし、どこかスッキリしない点が多かった。
見終わっても消化不良感がかなりありましたね。

「シティ・オブ・ゴッド」「ナイロビの蜂」と傑作続きのフェルナンド・メイレレス監督にしてはちょっと残念な作品。
ブン太

ブン太の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

地上波のモノを録画してみました。個人的に興味深かくて面白かったです。重いという感想も見たけど、ほとほと北欧映画三昧だった私(論文のためです)からするならば重い話ではなかったです。

目が見えなくなるという状態に関わらず、隔離、感染病、団体行動、貧困、不清潔などの多くの問題にぶつかった時、こうなるのだと目に物を言わされましたね。こんな原因不明な病気で〜なんて話は有り得ない話だけど、あり得ない事態ではないですよね。見た誰もが「もし自分がこの状況になったら…」と考えたと思います。考えたく無い、見るのも嫌な感じ。でもこれを見続けたくなる背徳感のようなもの…。

原因不明の感染病の中一人だけ目の見えるDr.の奥さん。眼帯のおじさんが「内面さえ知っていれば名前なんて必要ない。それが本当の自分自身だ。」と言うが本当に奥さんの名前は分からない。一度も呼ばれることもなく終わる。あんな出だしの彼女がまさか主人公だとは思っていなかった。そしてDr.が不倫したとき、奥さんが呆れたり突き放したりしなかった伏線もありましたね。彼女はそれを見越して辛い思いをしながら皆んなに貢献し続けた姿は見ていて神々しかったです。

イエスが目隠しされている像のシーン見たときにやっと流れが分かる。あそこはそういう奴らもいるよね、という描写では無い。この映画はほとんどそういうことなのだ。そしてラストは雨で清められ視力が回復してゆく。

皆んなで音楽を聞いたり、嬉しそうに雨を浴びたりしているシーンはとても素敵でした。

ただ、テレビバージョンなので不思議な所は沢山あります。ハサミ使わなかったし。使うんでしょうね。ちゃんと見ても意味がわからない人はいそう。
goodwin

goodwinの感想・評価

3.8
世界の没落の原因は視覚を失った、たったそれだけ。他人に手を貸す余裕もないし自分が生きるだけで精一杯。
宗教が無法地帯と化した状況で唯一効力をなす重要な存在であることがよくわかる。
「パウロの回心」が出てきてやっとこの映画に散りばめられた宗教が理解できる。

Motherにしろこれにしろ、宗教を基にした映画って基本胸糞。
突然目の前が真っ白になり完全に失明する謎の伝染病により、極限下に置かれた人間たちの心理や行動、恐怖を描くパニック・サスペンス。

人間の本性や醜さが描かれていて結構な胸糞映画でした。

もし自分が感染したら、急に回復して見えるようになると場合によっては気まずいことになるので、周りの人達と良い人間関係を築きながら毎日を過ごしていきたいなと思いました(ヽ´ω`)
例えば災害で皆家を失い10人~20人が1グループで学校の教室で生活しなければならないとしたら。それが数日や数週間というゴールが見えているならまだしも、慣れてしまうほどに長期化してしまうと無法地帯と化してしまうのではないか。たとえ助け合いが美徳といわれる日本人でも。

もちろん誰からも自分が見えないとなれば羞恥心やモラルの水準は更に下がるのも個人的には納得で、そのあたり性善説の人とは主張が分かれる部分かもしれない(トイレだけはきちんとルール作ってほしいと思いながら見ていたが)。

民主的に個々の問題を解決出来るグループや、ジュリアン・ムーア演じる唯一目の見える女性が決定的な事態を迎えるまで銃を持ったグループによってあっさり服従させられる姿は某国を中心に回る国際社会の縮図にも見えるし、やっと屋外に出たら今度は自分達のコミュニティ以外を排除し食料を奪い合うあたりも考えさせられる。

感情的に心地よいとは言いがたいが、作られた意義は十分にある映画だと思う。
これがあの傑作映画『シティ・オブ・ゴッド』を撮った監督の映画なのか…
昔観たから詳しくは覚えてないけど、そんなに面白くない
Nao

Naoの感想・評価

3.5
人間の闇が表現されていました
日本人の恥の文化というか
見られていなければなにをしてもいいみたいな人間の汚い心理が描かれています

どの世界にもずるい奴はいるんだな、と
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