sora

春画先生のsoraのネタバレレビュー・内容・結末

春画先生(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと観に行けました。
勧めてくださった方々が周りに数名いて
ここまで勧めてくる映画も近年なかなかなくて。
勧めてくださった方々は、きっと自分がどんな作品好きというのを知った上で勧めてきたんだろうという気持ちで嬉しかったです。ありがとうございました。

感想を書くと
・元から主演の内野さんの作品ってあまり観たことがなく、強いて言うなら毎週観ている「きのう何食べた?」のイメージが強い。ただ、「きのう何食べた?」の役はかなりいつもの内野さんとはガラリと変えて演じているというのも分かっているのでこの「春画先生」の内野さんは役にハマっていてこういう役者さんなのかというのも再確認した。

・正直に書くと私は春画というのを芸術観点からして興味がある人間です。
というのは、「春画と日本人」という映画を過去観ていたり
これから公開される「春の絵 SHUNGA」も楽しみにしています。
エンドロールにあった永青文庫の春画展も当時知っていましたが年齢制限で行ってないため、やっと近年触れるようになったものでもあります。だから作品を楽しみにしてました。かなり面白かった。

・まったく違う作品というのは強調するけれど「愛のコリーダ」を彷彿とさせたようなところも見受けられた。エキストラのお名前に松田英子さんという名前があったのは偶然が偶然を呼んだ話ではあるけど、個人的に凄いなと思ってしまった(なんの話しをしているんだ)
そして春画先生の家政婦さん。キャスト的に良い(あまり詳しくはないけれども。)

・この作品、大人版月光の囁きと書いてる方をSNSで何件か見ていたけれど、わかった気がした。うんうん。とも思えた。
監督がこれをやりたい!と決めて
面白く作っている作品。拍手しかないです。

・音が良かった。
春画先生の家でヒロインが春画を見ている時の周りの風景の音。鰹節を削る音とか。
これはよかった。

・大型公開で春画をテーマにした作品、全体的に話の見やすさ。全てよかった。

・柄本佑さんの役柄、、、あれに関しては共感できないがすごく笑ったのは事実。
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