松長もんど

女王陛下の007の松長もんどのレビュー・感想・評価

女王陛下の007(1969年製作の映画)
3.7
たった一作品のみボンドを演じた”ジョージ・レーゼンビー”主演の007。「なぜ一作品だけ?」という疑問はすぐさま解消するであろう。
冒頭の殴り合いシーンや花火のシーンからも分かるように、他作品とは明らかに画作りが異なる点にまず驚くのだが、そんなものは序の口。純愛要素に加え、ラストには衝撃の展開を見せつけるのだ。

しかし!ここまでやっておいて肝のストーリーはいつもとさほど変わらないと言うのは如何なものか。いっそのこと「スパイ活動をしないボンド」とかで撮ってくれた方が楽しめたと思うが、どうだろう。