あなたの瞳に話せたらのアルパカメタルのレビュー・感想・評価

『春をかさねて』のバックショットの多さを踏まえた上で、カメラの前に自分の姿を見せて、自分の言葉で話すという覚悟のファーストカットに涙が止まらなかった。監督以外の2人の手紙を、佐藤監督自身の手紙に同封するという構成によって、2人を守るという選択を取ったことに対しても佐藤監督の「誰も傷つけない」という確固たる意志を感じずにはいられなかった。