あゆむ

アポカリプトのあゆむのネタバレレビュー・内容・結末

アポカリプト(2006年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

まず絵力が強い。最初から最後まで。

インディオたちの暮らしぶりから、奴隷たちへの残虐な扱いなどなど…
とりあえず、全てが強い。この絵力の強さだけでも充分楽しめた。

中盤の敵部族から追われてた主人公が滝に落ち、川辺から叫ぶシーンで一気にストーリーが変わっていくのが印象的だった。

今まで逃げているだけだった主人公が、自分のテリトリーに戻ってきて、自分の力や知恵で敵を倒していく姿は、見ていて爽快だった。

そしてラストシーンだが、恥ずかしながらインディオの歴史に疎いため、最初はピンと来なかったのだが、見終わった後に調べて納得…というか、絶望…。
ここでタイトル回収なのか…。

途中の奴隷たちへの拷問や儀式は、スペイン人が行ったことのオマージュでもあったのかな。

迫力あるシーンがずっと続いており見応えのある映画でした。
あゆむ

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