パンケーキレンズ

アポカリプトのパンケーキレンズのレビュー・感想・評価

アポカリプト(2006年製作の映画)
3.5
ひたすら過酷!
ひたすら残酷!
そして
ひたすら観客の恐怖心を煽ってくる怒涛のアクション!

野蛮な暴力と、必然的なグロテスク

その中で、最小限の説明でもって「人の成長と覚醒」があれだけ描けてるのがすごいな〜と♩

黒光りで、その名の通り「ジャガー」と化すシーンは思わす唸ってしまいましたな〜

捕虜青年の数奇な運命

ほとんど連行されてるか、逃げてるだけ

家族の為の命懸けの逃避行を、アクロバティックに描写する事に特化した、このシンプルさがかなり吉と出て、マヤ文明という異色さにも関わらず、かなり飲み込みやすく、しかも釘付けになる

ジャングルとほぼ全裸という色調の中で、青や黒の色彩が活きてるし♩

終盤のスペイン船の到来というのが、いかにもメル・ギブソン監督らしいですね

新たな文明(宗教)の到着を知る、2種類の人間たち

彼らのこれからの運命を推測する時、この映画の冒頭の言葉がふと頭をよぎる…「文明が支配されるのは、内部から崩壊した時」なんだと

う〜ん

人によっちゃ「不快」な映画やけど

「深い」な…