ティム・バートン監督が、自身の出世作となった1988年の“ビートルジュース” の35年後を描いたホラーコメディ!
死後の世界で“”人間怖がらせ屋” を営む推定年齢600歳のビートルジュースは、かつて結婚を迫るも叶わなかったリディアのことをいまだに忘れられずにいた。リディアは自身の霊能力を生かしてテレビ番組の司会者として活躍しているが、私生活では一人娘アストリッドとの関係に頭を悩ませている。アストリッドは幽霊の存在を信じておらず、母の霊能力もインチキだと思っているのだ。ある日、数世紀前から死後の世界の倉庫に封じられていたビートルジュースの元妻ドロレスが復活し、ビートルジュースに対して復讐を企てる。一方、アストリッドが死後の世界に囚われてしまい、リディアは最終手段としてビートルジュースに助けを求めるが…。
36年ぶりの続編に爆笑! 前作で映画俳優としての知名度を高め、バットマンでスターダムに躍り出たマイケル・キートン。その後の活躍は言うまでもないが、御年73歳で臨んだ本作は、“みんなをガッカリさせることだけは避けたたい”との思いから、ティム・バートン監督とのすり合わせなど、事前準備を怠りなく実施。しかし、いざ撮影が始まると、文化祭的なノリで、一気に走り切ったと言う。ウィノラ・ライダーなどオリジナル・キャストにモニカ・ベルッチなど新たなキャストが加わってパワーアップした本作は、オールドファンには堪らない見所が溢れていた。